■クリギングによる空間補間プログラムとは
地盤沈下量、地下水位などは、その状況を面的に把握することが重要となります。しかし、各種調査や観測によって得られる情報は基本的に点情報です。 本プログラムは、、地盤調査結果や地盤沈下量、地下水位観測結果などの点情報から、クリギングによる空間補間を行い、面情報(空間分布)を求めるものです。結果は、コンターとして表示され、画像やCADとして出力することも可能です。また、任意の点についての推定も可能です。

●クリギングとは
クリギングとは、例えば地盤沈下量などの既知点のデータから、ある地点における値を推定する手法です。推定値は、既知データの線形和で表されるという仮定に基づき、以下のクリギングの基本式により求めます。

λiを求めるための2つの基準
(1)推定値は不偏である

(2)推定分散を最小化する

Ordinary Kriging(OK)の基本原理

●空間補間プログラムの流れ(例:地盤沈下量)
沈下板により測定した複数点の地表面沈下量より、空間補間を行った事例を取上げ、操作順序を説明します。
1.既知点データの入力
既知点のデータ数を入力し、既知点データ(座標及び対象となる特性値)を入力します。なお、本プログラムで、背景の基図データとしてCADを読み込むことができます。

2.空間分布を求めるグリッドを設定
空間分布を求めるグリッド(間隔)を設定します。

3.計算実行及び結果出力
●コンターライン表示
地盤沈下量を推定し、その結果をコンター表示します。コンタの色や線の太さは任意に設定することが可能です。(下左図の赤線は強調表示したもの)

●コンターカラー表示
得られたコンターをカラー表示します。これにより視覚的に沈下量を把握することができます。

●推定値表示
2で指定したグリッド間隔により計算した推定値を表示します。また、グリッドで指定した点以外の任意点の推定も可能です。

※計算結果は、印刷のほか、画像出力、CAD出力が可能です。 |
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