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棒形スキャナ

 削孔した小径ドリル孔(φ25.0mm)の孔内をスキャニングして、コンクリート内部の展開画像を取得し、その画像から中性化深さ、ひび割れ幅、変状発生位置などを計測します。
棒形スキャナ A4版カタログ
特許第4393756号
NETIS登録 QS-110038-A
広島県公共土木施設の『長寿命化に資する技術』区分3:活用促進を図る技術

※本調査機器は、伊藤幸広教授(佐賀大学大学院工学系研究科)により開発されました。
※平成20年度ひろしま産業創生補助金を受けています。
 
主な特長
小径のドリル孔で、コンクリート内部の複数の変状を調査することができます。
・ひび割れ幅、位置
・界面はく離
・ジャンカ,空洞
・コールドジョイント
・中性化深さ
・注入材の充填状況
・材料分離の程度(粗骨材)
得られる展開画像は高倍率で鮮明なカラー画像のため、調査結果を画像として記録・保存することができるとともに、ひび割れ幅、変状位置、変状面積等が高い精度で得られます。
ドリル孔が小径であるため、調査による構造物の損傷を最小限にとどめます。

 
機器仕様 機器詳細はこちら
 
 
 読取削孔穴サイズ  直径φ25mmの孔の内面(周長79mm)
 読取り有効サイズ  210mm(主走査:穴奥行き方向)
 160mm(副走査:回転方向)
 (段取り替えにより、深さ350mm までの対応可能)
 出力解像度  600dpi/300dpi 24bit フルカラー
 データ保存方法  パソコン/SDカード
 外形寸法  W:81×H:94×L:662(mm) (突起物含まず)
 質量  約 2 kg
 電源  単三型充電池4本
 標準付属品  画像取得ソフト、取扱説明書

 
調査方法
 
1、削孔
(小型コアドリルで削孔)
2、洗浄
(水を流しながらブラシで孔内を洗浄)
3、乾燥
(パイプを取り付けたドライヤで乾燥)
  4、スキャニング
(スキャニングリングを回転させ撮影)

 
調査事例

①耐震補強橋梁におけるコンクリート内部の劣化調査(中性化・ひび割れ)

 耐震補強されたコンクリート橋の中性化深さ調査およびひび割れ発生原因の推定を行いました。下画像は、削孔後、孔内にフェノールフタレイン溶液を噴霧し、棒形スキャナで取得した展開画像です。
 
  コンクリート耐震補強された橋脚 コンクリート床版
 中性化深さ  約5mm  約30mm
 ※ひび割れ近傍で中性化が進行
 ひび割れ状況・
 発生原因
 ひび割れ深さ:105mm以上
 内部のひび割れ幅:0.3mm~0.6mm
 ひび割れ深さ:約40mm程度
 表面近傍のひび割れ幅(0.2mm)に比べ、
 内部のひび割れ幅(0.05mm)が小さい。
 温度ひび割れ  乾燥収縮ひび割れ
 スキャニング画像

 
②高架橋の橋脚のコンクリート内部の劣化調査(アルカリ骨材反応)
 

 アルカリ骨材反応により、亀甲状のひび割れが多数生じている高架橋の橋脚において、コンクリート内部を観察しました。

 
調査結果

骨材に0.17mm~0.34mmの微細なひび割れが確認できました。


 
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