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 【トピックス】 掲載日:2020年11月20日
光ファイバーセンサ(BOTDR)モニタリングシステム
 光ファイバの片側からパルスレーザ光を入射すると、光ファイバの伸縮に伴い、反射光の一種であるブリルアン散乱光の波長が変化します。光ファイバーセンサのBOTDR方式は、その変化量からひずみ量を測定し、長距離・広範囲にわたるひずみや温度の分布計測を行うことができます。
 
 光ファイバーセンサ(BOTDR)モニタリングシステムは、沖電気工業株式会社製のBOTDR測定器(WX1033A/B)を採用し、ひずみ分布または温度分布のリアルタイムかつ高精度な計測を実現します。従来は、計測時間に十数分 / kmを要し、ひずみ計測精度は ±100 μεでしたが、本システムでは秒周期の計測が可能で、ひずみ計測精度も ±20 με (σ) まで向上しました。取得したひずみ・温度情報はクラウド管理されますので、遠隔地のパソコンやスマートフォンからデータを閲覧することができ、設置した光ファイバセンサのどの位置で、ひずみや温度の異常が発生したかを一目で把握することができます。また、閾値を超過した場合には、現場で回転灯を点灯したり、警報メールを発信することもできます。
 
 橋梁、トンネル、道路、土構造物など、長距離・広範囲のひずみ分布を長期にモニタリングすることができますので、是非、ご検討ください。
 
 
仕様
項目 WX1033A WX1033B
測定方式 SDH-BOTDR
測定項目 ひずみ・温度
測定距離 最大1 km 最大5 km
測定時間 1 秒
空間分解能 1 m
温度測定範囲 -65 ~ 300 ℃
温度測定精度(σ) ± 1.0 ℃
ひずみ測定範囲 0 ~ 7,500 με
ひずみ測定精度(σ) ± 20 με
 
光ファイバセンサによる道路モニタリング事例
 国土交通省道路局が設置する新道路技術会議における技術研究開発制度による、国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究「道路土工と舗装の一体型診断システムに基づいた長寿命化修繕方法の開発」で岐阜大学が実施した計測において、同測定器が使用されました。


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