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 【トピックス】 掲載日:2021年2月18日
広島県ヘリテージマネージャー養成講座にて3次元データ活用事例を紹介
 昨年11月21日に広島市東区の国宝および重要文化財(国指定)を有する寺院である不動院にて、コロナ対策がとられる中、広島県ヘリテージマネージャー養成講座が開催されました。
 
3次元データ紹介の様子 レーザスキャナの実演

 ヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産保全活用推進員)とは、地域に眠る歴史文化遺産を発見、保存、活用し、地域づくりに活かす能力を持った人材のことです。建築士会では、歴史的建造物の保全活用に係る専門家であるヘリテージマネージャーを育成し、多様な人たちと連携しながら地域文化活性化の一翼を担う人材群として活躍してもらうことを目的に養成講座が開かれています。広島県においても毎年夏季から1月にかけて約半年間にわたり講座が実施されています。

 今回の講座では伝統的建造物の調査法・修復法に関して、(公財)文化財建造物保存技術協会参事の岡信治先生による講義が行われました。その講義の中で時間をいただき、様々な計測事例とともに3次元データの有効性について紹介させていただきました。手測りの実測では多くの時間を要しますが、レーザスキャナなどの3次元計測手法で補うことで、現地作業の大幅な効率化が可能です。また、手測りでは困難な箇所を非接触にて詳細に取得することができます。現状をありのままに計測するため、柱や壁の倒れなどの把握や、過去のデータとの重ね合わせにより経年変化などを見る手段としても有効です。その他、3次元データを利用してCG(BIM)やVRなど様々なデータの活用が可能です。

 現地ではレーザスキャナの実演を行い、実際に取得したデータを見ていただきました。レーザスキャナ等を初めて見たという方も多かったのですが、様々なご質問やご意見をいただき、弊社としましても非常に学ぶことが多い機会となりました。今後もこのような活動を通じて、文化財の維持管理に貢献していきたいと思います。

レーザスキャナの取得データ
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